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    邪ンヌを支配するお話

    「マスター、何の用事でしょうか?」

    部屋に現れたのは、今回の聖杯戦争で呼び出したサーヴァント、ジャンヌオルタだ。
    本当はジャンヌダルクを召喚したかったのだが、何かの手違いで反転してしまったらしい。
    とはいえ、彼女曰くクラス以外はコインの裏表のようなもの、だとか。

    「あぁ、情報が集まってきたからな、初戦を誰にするか、という話だ。」

    そう伝え執務用の椅子に座り、彼女と作戦の打ち合わせをしていく。
    だが、俺は実は聖杯に願いなどない。
    あるとすれば、普遍的な金とかそういうものだろうか。
    魔術師なのに、な。
    ウチの家系は人間を支配することに特化している。
    五感や思考、記憶、魂までも。
    さて、召喚してからもう既に三日。
    下準備も済ませてある。

    「聞いていますか?やはりまずは勝ちやすいバーサーカーから…」

    「これを見てくれ。」

    ヴン、と言う音と共に、私の眼の前にパネルが映し出される。
    タッチパネル式の携帯端末、と言えば分かりやすいであろうか。
    それを魔術的に再現し、空中に浮かせたものだ。

    「はぁ、それがどうしt…」

    {意識深度 100→0}

    ここにはいくつかの項目と、その横にゲージがついている。
    それを動かすと、ジャンヌの瞳からすぅっと光が消え、全身をだらんとさせて直立した。
    これこそが、俺の魔術の神髄。
    パネルには『意識深度』『認識』『感度』『精神年齢』『知能』『好感度』と言う項目の横にゲージが並んでいる。
    更にその下にはオプションとして『暗示』『強制絶頂』『感覚変化』と言った項目や、彼女の3Dデータ、絶頂に至るまでの株価のようなグラフなどがついており、一番上には『身体掌握

    100%』『精神掌握100%』『霊基掌握52%』と言う文字が並んでいる。
    今から足りない三つ目を完遂させ、ジャンヌを完全に支配しよう、という事なのだ。

    {認識 100→50}

    {意識深度 0→100}

    意識深度はその名の通り、トランス状態にするかしないか、と言ったモノ。
    次に入力した認識は、違和感を感じるか感じないか。
    実際に試した方が早いだろう。

    「…という事だと思います、えぇ。」

    「ジャンヌ、君のスカートをまくって下着を見せてくれないか?」

    「はっ?えっ…う…いや、それは、ちょっと…」

    戸惑いを見せるジャンヌ。
    少し頬を染めているようだ。
    普通の認識であれば蹴りの一つでも飛んでくるのであろうが、認識を下げているお陰で何とも可愛らしい反応を見せてくれる。

    {認識 50→0}

    「いや、なんでもありません。」

    旗を片手で持ちながら空いた手でめくり上げるジャンヌ。
    成る程、白か。
    随分と味気ないモノを履いているものだ。

    「資料によれば、立地的にも、バーサーカーのマスターは魔術工房が近いです…」

    {意識深度 100→0}

    「…」

    この時点でも中々扇情的だ。
    ぼーっとした表情で突っ立っておりながら、片手で乱雑にスカートをめくり上げている。
    ある種の淫猥なオブジェのようだ。
    少し毛がはみ出しているな。
    このがさつさが生々しくて素敵だ。

    {認識 0→100}

    {意識深度 0→100}

    「か…らっ!?」

    これもまたお遊び。
    意識を戻し、認識も通常にすればいったいどういう反応を見せるのか。
    カランと旗を落とし、両手でスカートを押さえて顔を赤らめる。

    「~~~~~~~!!!」

    声にならない声を挙げるジャンヌ。
    見たな?というキツイ視線を感じるがどこ吹く風だ。
    一体どうなっているのか彼女も混乱している。

    {意識深度 100→0}

    だがそうなっても、直ぐに意識を落とせばなんてことはない。
    また先ほどと同じ人形になったも同然だ。
    ここで戻せば恐らく焼き殺されるであろう。
    他にも手段はあるが、ここはデモンストレーションも兼ねて別の機能を使う。

    {オプション>記憶消去}

    枠に収まり切らなかったので一段奥にしておいているウチの一つ。
    先ほどの記憶を一旦消しておく。
    パネルをタッチすれば、ピクンと震え彼女はショーツを見られたことを忘れた。

    {認識 100→0}

    「さて、大股を開いてしゃがみ、両腕を開いて頭の後ろに手を当てろ。」

    命令を下すと、彼女はコクリと頷いてそのようにする。
    白いショーツが丸見えだ。
    肩甲骨を反らしているため、豊満な胸も強調されて見える。

    {意識深度 0→100}

    この状態で固定する。

    「から、有利に立ち回れるものと思われます。相手の真名が分からないのは致し方ないところかと思いますが…」

    彼女は自分が卑猥なポーズをとっている事に一切気づかず、真面目に会話をしている。
    頭はバーサーカーを如何に倒すかを考え、語っているのに首から下は男を誘う雌に墜ちているのだ。
    復讐者のクラスとあろうものが、何と滑稽な。

    「先ほどからどうしたのです?何かおかしいところでも?」

    口をとがらせるジャンヌ。
    成る程、確かに真面目にしている彼女からしたら俺は随分とふざけているのかもしれない。
    コントを見ているようだ。

    「いいや。その貧層な下着でバーサーカーに勝てるものかな、と思案していたところさ。君はその下着が気に入っているのかい?」

    股間部分を凝視しながら、煽ってやる。
    女性ならば嫌悪されて当然の行為だが、彼女は意に介さない。

    「なっ…確かに、この下着は地味で他のを穿きたいと思ってはいますが。」

    彼女はそれを当然のことと認識する。
    しかも、本心まで吐露してくれるのだ。
    あぁ、楽しいなぁ。

    「では、この下着をくれてやろう。ここで着替えて見せてくれ。」

    抽斗の中から用意したのは黒い紐のブラとショーツ。
    ブラは殆ど乳首しか隠せないセクシーなもので、ショーツも同じようなもの。

    「分かりました。」

    彼女はそれを受け取ると、そそくさと着替え始める。
    男の前で肌を晒す事すら当然だと思って居るのだ。
    鎧を脱ぎ、地味な下着を脱ぎ棄て、絹のような肌、ピンク色の乳首の乗ったバストを晒し、セクシーランジェリーを纏っていく。

    「いいねぇ、良く似合っているよ。これなら戦力的にも申し分ない。」

    そしてその姿のまま、彼女は会話を再開する。
    少し身じろぐだけでプルンと震える乳房。
    全く隠れていない銀色の陰毛。
    犯したい…いやまだ…前戯だな。

    「ジャンヌ、こちらに来て私の上に座りなさい。」

    「はぁ、いいですけど。」

    愉しみすぎて自慰行為をしていなかったからか少し我慢できなくなった。
    私の股の間に座ると、背を凭れ掛けさせてくる。
    ちなみにパネルは私にしか見えないので彼女には気づかれない。

    「次に我々を狙ってくる敵の防衛についてです…んっ…が…」

    流石20歳にも満たない身体。
    乳の張り、柔らかさのバランスは今まで抱いてきた女の中でも一番かもしれない。
    いくら違和感を感じないとはいえ、快感を感じないわけではない。
    パネルに表示されている快楽グラフが徐々に上昇していくのが見て取れる。

    「やはり、ここは手薄…はっ…なので…あっ…」

    身体も正直だ。
    余程聖女として抑圧されていたのであろう。
    勿体ない事この上ない。
    意味をなさない下着の上から、コリコリと乳首をつまむ。
    どうやら心臓に近い左胸の方が少し大きいようだ。

    「はっ…うぅ…なので、積極的…な。攻勢策を…ひぅっ…」

    「成る程理にかなっているな」

    適当に相槌を打ちつつ、両胸を揉みしだく。
    と、彼女がもじもじと内腿をこすり合わせている事に気がついた。
    パネルを見れば、興奮度が上がっているようだ。
    股を大きく開かせ、右手をショーツの中に滑り込ませる。

    「ひゃっ…あっ…」

    そこはもう濡れそぼっており、もしかしたら椅子にまで染みがついているかもしれない。
    手触りのいい毛並みを撫で、穴に指を二本突っ込む。

    「はぁぁっ…♡彼我、の、戦力、をかんがえるっ…ぁんっ…と…」

    それでも尚、彼女は生真面目に説明を続けている。
    だが肩越しに見える顔はトロトロになっており、快楽に耐えているのがバレバレだ。
    胸から手を離してパネルを弄る。

    {意識深度 100→50}

    「ジャンヌ、そのままお前はオナニーをしろ…」

    「はひっ…ひぁぁっ…」

    俺は彼女にそのままオナニーをさせる。
    意識を薄めたので少し機械的な雰囲気を醸し出した。
    左胸とキツキツの膣内を手で弄りながら、クリトリスと右胸を彼女に弄らせる。

    「さて、戦力の話ならお前の弱点を伝えられてないな?どこが弱い?ここか?」

    膣の裏側、ざらざらとしたGスポットをこする。
    身をよじらせ、快楽に震えるジャンヌ。

    「あっ…そこ、弱いです…でも私の弱点は、奥、子宮口を、コリコリされるのが…」

    行動で示すことで彼女は違和感なく自分の性感帯を吐露する。
    言われるがままに子宮口を押し上げると、キュッと膣が締まり、彼女の快楽グラフが一気に上がった。
    太ももを閉じ、プルプルと震えるジャンヌ。
    説明すらできないほどらしい。

    {感度 100→130}

    「ひゃひっ…♡ふぁああ…あっ、あぁあああああああっ!♡♡♡」

    折角なのでパネルを弄り、感度を少し上げてみた。
    唐突に快楽ボルテージが上がり驚愕と共に絶頂へと導かれる。
    グラフは急上昇、すぐさま絶頂ラインを超えた。
    キュウウウウっと締まる膣、形が変わるほど強く掴んでいる彼女自身の胸。
    霊基掌握が60%と微妙に上がった。
    この調子だ。

    「さて、一旦立って貰おうか。」

    「は、はひ…」

    やはり椅子に少し愛液がついていた。
    まぁいい、後で掃除をさせよう。

    {リセット}

    面倒なので一旦リセットさせる。
    どんな反応を見せるか…
    ピクン!と全身を震わせ、今何が起きているかわかってい無いようだ。

    「えっ…やっ…きゃああああああああああああっ!!!???」

    部屋中に彼女の叫び声が響き渡る。
    そりゃそうだ、気が付いたら裸でしかも犯された後。
    何をされているのかもハッキリと覚えている。

    「ッッッッ!!!…あん、た…!」

    {オプション>行動抑制}

    ピタッ

    「な…」

    令呪を使わなくても、このように動きを封じることが出来る。
    恐らくこれが無ければ燃やされ串刺しにされていただろう。
    彼女は片手で胸を隠し、身体をよじりながら右手で炎を出そうとしているところ。
    太ももは愛液がテラテラと光を反射している。
    あと少し遅ければまずかったな。

    「どうだ?気分は…?」

    「…燃やしてやるわ。それ以上貴方と会話もしたくありません。」

    反抗的な目で睨んでくる。
    その瞳は光を取り戻し、復讐の炎を奥に燻らせていた。
    あぁ、それでこそアヴェンジャーだ。
    ソレを、落としたいと思って居たのだよ。
    グラフは好感度が操作不能になっていた。
    まさかここまで魔術に干渉してくるとは。

    「ふふ…」

    不敵な笑みを浮かべながらパネルを操作する。
    次は、私の魔力を、頭に注ぎ込んでやるとしよう。

    {オプション>命令}

    「んっ…」

    ピクンと震えてまた光が失われる。
    だが、釣り上げられた目はそのままだ。

    「さぁ、この私の逸物を咥えてもらおうか…」

    「くっ…この…!」

    ギギ、と錆び付いた機械のように動く彼女。
    俺の前に来て、嫌々跪きズボンのチャックを開けて行く。
    だが、上手く行かないようだ。
    成る程、初めてだからか。

    {オプション>性技、淫語付与}

    「ひぎっ!?」

    パネルを弄り、彼女の脳内にフェラの技術を付与した。
    これで彼女は娼婦顔負けの動きが出来る。

    「やぁ…!あ゛っ…こんなの、知りたく、ない…あ゛っお゛…お゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」

    頭を抱え苦しむ彼女。
    歪んだとはいえ、聖女にそんな知識を書き込む背徳感。
    素晴らしい…

    「お゛…っ…ぐっ…あ゛…」

    それでもなお、抵抗しようと苦しむ。
    なら、もっと別のアプローチをしてみようか。

    {認識 100→0}
    {オプション>感覚変化}
    {知性 100→35}

    「お゛っほ…?ふぁ…?」

    パネルを弄り、彼女の鼻と舌の感覚を変化させた。
    具体的に言うと、陰茎に対して強烈な快楽フェロモンを感じるように。
    認識を下げ、理性を取っ払い、知性を下げる。

    「はぁ…♡ちんぽっ♡ちんぽっ♡」

    目尻を下げ、まるで犬のように鼻をクンクンと鳴らす。
    先ほどのポーズと同じように大股を開きながらしゃがみ、流れるような動作で陰茎を露出させる。
    べろっと顎まで届きそうな長い舌を伸ばすと、いきり立つ俺のモノを咥え混んだ。

    「あふぁ…おいひっ…はふっ…」

    おお、これは良い。
    俺が厳選してきた性技だが、彼女にされると視覚的な興奮も強い。
    亀頭を包み込んだと思えば、そのまま裏スジやカリをねっとりと絞り、プリプリの唇で竿を飲みこんでいく。
    たまに入る捻りや、頬の裏を使ったり、喉の奥で締め付けても全く苦しそうにしない姿。
    しかも歯に一切当てないところが熟練の技を感じさせる。
    愛おしそうに、しかし荒々しく俺の逸物へと奉仕を続けるジャンヌ。

    「はぁ…ちゅっ♡はむっ…」

    快楽のグラフがまた徐々に上がりだし、掌握も徐々に進んでいた。
    喉奥まで咥えられた時に鼻息が荒く当たりくすぐったい。
    睾丸まで舐め、舌でころころと転がす。
    完全に陰茎の虜と言ったところか。
    気持ちいいという事を伝えるため、右手で胸を揉んでやる。

    「ひぁ…はむぅ…」

    彼女も感じているはずだが、それでも尚奉仕をやめない。
    中々に良い壊れっぷりだ。

    「そろそろ出す…ぞっ!」

    暫く出していなかったせいで随分とこらえ性が無かったが仕方ない。
    彼女はそれを聞くと、勢いよくバキュームフェラをした。

    ビュッ!ドピュッ!ビュルルルルル!

    「ひぁぁっ!?おっ…ほっ♡…お゛ぇ…あっ♡」

    絶頂した瞬間、彼女の身体が震えた。
    それもそうだ、魔力の塊を口の中に突っ込まれたのだから。
    そして、陰茎は美味しくしたが精液は美味しくしていない。
    彼女の反応も当然だった。

    {オプション>時間停止}

    ピタッとジャンヌの動きが止まる。
    腰を動かし、尿道口に残っている自分の精液を全て吐き出す。
    少し顎を上にさせ、逸物を抜いた後でも精液が零れないようにしてやった。

    {オプション>巻き戻し}

    「はぁ…♡ちんぽっ♡ちんぽっ♡」

    今入力したのは巻き戻し。
    フェラをし始める直前に戻したのだ。
    口の中が精液まみれなのにも関わらず。
    少し椅子を引いて垂れてくる液体で汚れないようにする。
    ジャンヌは糸を引くプルプルの精液を舌に大量に絡めながら、虚空の逸物に向かって愛おしそうにフェラをしていた。

    「あふぁ…おいひっ…はふっ…」

    手もまた、身体を支えるために置いていたのを再現して宙に置かれている。
    間抜けな姿だ。
    だがそれも一興というモノ。

    {オプション>強制絶頂}

    「はぁ…ちゅっ♡…はぁ♡…ひぁぁぁぁっっっっ♡♡♡」

    グラフが跳ねあがり絶頂を示す。
    ご褒美であり、余興でもある。
    カクカクと足を震わせながらもフェラを続けるジャンヌ。

    「ひぁぁっ!?おっ…ほっ♡…お゛ぇ…あっ♡」

    っと、ここでどうやら巻き戻しが終わったようだ。
    射精した瞬間の彼女の顔は目を剥いており余程衝撃があったのだろう。
    …さて。

    {リセット}
    {認識 100→ 0}
    {精神年齢 19→9}

    次はこれで楽しんでみるとしよう。
    精神年齢を下げると、知識まで後退してしまうのが難点だが。

    「あれ…?うぇぇ…何ですかこれ、苦いです…」

    精神年齢低下。
    どうやら特殊な英霊である彼女は9歳までしか落とせないようだが、仕方ない。

    「苦い?一旦手に吐きだしちゃおうか。」

    そう言うと彼女は両手でペッと吐き出す。
    先ほどまでのキツイ表情はどこへやら、子供らしい雰囲気へと様変わりしていた。

    「ジャンヌ、これはね、お薬なんだ。」

    「ふぇ!?お薬だったんですか、って私、成長してます!?」

    あわあわと慌てるジャンヌ。
    成る程、彼女の幼少期はこんな感じだったのか。

    「なんでこんな姿に!?論理的ではありません!」

    ぷくーっと頬を膨らませて抗議してくる彼女。
    確かに元凶は俺であるのだが。
    毒気が抜かれてしまうような気分だ。

    「まぁまぁ、それを飲めば解決するから、ね?」

    「うぅ…分かりました、私は成長した私と違っていい子ですから!」

    なだめてやると、やはり認識が下がっているのか両手でこくこくと飲み始める。
    凄く顔を顰めているが、それでも飲み切ったようだ。

    「やりました!これで元に…」

    {リセット}

    「……!!!!!!!!」

    「元に戻してやったぞ?」

    ニヤニヤと彼女に笑みを向けてやる。
    また凌辱されたのだ、彼女は。
    有ろうことか男の逸物を咥え、淫語や性技を教え込まれ、素直だった子供時代まで呼び起こされ。
    最早語ることはない、と言わんばかりに睨み付けてくる。
    それでも尚、俺はまたパネルを弄って動けなくしてやった。
    良い絵面だ。

    「この…くっ…」

    「次だ。まだ終わらんよ…?ふふっ…いよいよ、本番だ。」

    「!!」

    動けないなりに身構える彼女。
    あぁ、やはり男を受け入れたことが無かったようだな。
    聖女様の初めてを貰えるとは!
    「ベッドに寝転がれ。」

    首を振りながら、全てを諦めたかのような表情で備え付けのベッドに寝転がる彼女。
    股を閉じ、せめてもの抵抗に顔を腕で覆い隠していた。
    俺は彼女に覆いかぶさると、グイッと足を大きく広げさせてやる。
    先ほどの絶頂でまた秘部はトロトロ。
    指を入れた時の感触的には問題は無さそうだ。

    ぬぷっ…

    「ふっ…うっ…ぐぅ…」

    入ってくる異物感に苦しそうな顔をするジャンヌ。
    だが、それは演技だとすぐに見抜けた。
    何故ならば、グラフが徐々に上がり始めているから。

    {感度 100→150}

    「はうっ♡」

    感度を高めてやる。
    お前のその燃えカスのようなプライドをズタズタにしてみせよう。
    腰を振り始める。
    乱雑にではなく、ゆっくりと、蕩けさせるように。
    Gスポットを抉り、ポルチオを押し込む。

    「おッ…ほっ♡…うぅ…ひっ…♡」

    快楽と羞恥、嫌悪でごちゃ混ぜになった顔。
    なんと美しいことか。
    素晴らしい。
    締まりも最高だ。

    「いやっ…あ゛っ…お゛…ほぉ…♡」

    快楽グラフもどんどん上がっていった。
    子宮を押し上げ、ぐりぐりと女を花開かせていく。
    だが、ここはもっと楽しもうではないか。

    {精神年齢 19→9}
    {認識 100→0}

    「はぁっ…♡あれ、なにこれ、やらっ!?」

    子供の精神に大人の身体。
    このアンバランスさ、ギャップが俺の心をくすぐる。

    「ますたぁ、これ、なん…ですかっ…♡♡」

    「ははっ、気持ちいいだろう?」

    ぐずぐずと涙を零しながら歯を食いしばって耐えるジャンヌ。
    未知の感覚に翻弄されているのだ。
    シーツをキュッと掴んで小鹿のように震えている。

    「これが、セックスだジャンヌ…!」

    「セックス…♡セックスって♡言うの、です♡ね♡♡」

    光の無い目の奥の復讐の炎が、情欲の炎へと変わっていく。
    何も知らない少女に植え付けていく罪深さ。
    腰を押し付け、種付けのためだけの動きへと移行する。

    「あっ…♡ますたぁ、ますたぁ…!何か、きちゃいます…わたし、へん…♡♡」

    「オラッ、イけ!イけ!!ジャンヌ!」

    宙に浮いていた彼女の足が腰に巻き付けられる。
    例え精神が子供に戻ろうと、女の本能が子を欲しているのだ。
    孕めないのだとしても。

    「あぁっ♡…いく…どこかわかんない♡けど♡いっちゃいます…♡♡イくぅううううううう♡♡♡」

    ギュウウウウっと膣がうねり子種をせがむ。
    ジャンヌは俺を抱きしめ、脈動する逸物に合わせるように膣を絞めた。
    それは無垢になった彼女だからこその、生命としての動き。
    トロトロでざらざらの膣内、降りてきた子宮口が精液を飲み干していく。

    じゅぽっ…

    「あんっ♡…」

    笑みをこぼすジャンヌ。
    思わず愛おしくなり、頭をくしゃりと撫でてやった。

    {精神年齢 9→19}
    {認識 0→100}

    「っ…!」

    また戻してみるが、最早彼女は何の反応を示そうとしないようにしていた。
    何をしても俺を悦ばせるだけだと察しているのだ。
    どちらにせよ、してもらうだけなのだが、な。
    キスをしようと顔を近づける。

    「やっ…やぁ!」

    嫌々と首を振る彼女の頭を固定し、無理やり唇を奪った。
    その瞬間。

    {オプション>強制絶頂}

    「~~~~~~~♡♡♡♡♡」

    グラフが飛び跳ね、彼女の目がぐりんと上を剥いてカエルのような姿勢で絶頂に震える。
    舌を絡めてやるが、そこもガクガクと痙攣しており、少し歯が当たって痛い。
    ふーっふーっと荒い鼻息が当たる。

    「はーっ…はーっ…」

    蕩けた目は焦点が合っていない。
    パネルを見れば、80%を超えていた。
    もうすぐだ。
    次で、キメる。

    {オプション>暗示}

    「う…ぁ…」

    呻くように答えるジャンヌ。
    最早言葉を発する気力もないという事だろう。

    「お前はこれから、セックスがしたくなる…したくて、たまらなくなる。それだけになる。」

    ベッドの脇に置いてあった精力増強の小瓶を飲み干す。
    いくら溜めていたとはいえ、連続で出すには少々頼りなかった。
    それを投げ捨て、動こうとしない彼女の額を掴む。

    「令呪を以って命ずる、ジャンヌオルタ。抵抗を、するな。」

    ドクン

    {認識 100→0}
    {知性 100→0}

    「お゛…お゛お゛お゛お゛お゛!!!」

    覚せい剤を投与されたかのように、目を見開き獣のように唸り始めるジャンヌ。
    少女のモノとは思えない力で俺を押し倒し、陰茎を勃起させようと必死に舐める。

    「ぢんぽ…おぢんぽぉ…♡♡♡」

    ついにここまで堕ちたか、という興奮と、的確な責め、薬の力ですぐに勃起する俺の逸物。
    歯をガチガチならしながら、俺に馬乗りになってビショビショの秘部をあてがう。
    だが、あまりにも理性を失いすぎているのか、力が入らないのか足が震え上手く定まらない。

    「あ゛…はぁ、はいらないぃ…♡♡いれるのぉ…♡♡」

    にゅるっ…にゅるっ…

    少し触れるだけでも快楽がすさまじいらしい。
    そのせいで、穴に入らずまた快楽を、と言う無限ループに陥っているようだ。
    仕方ないので、手を腰にあてて落とし込んでやる。

    「お゛…っ♡はいるぅ♡♡♡」

    ズボッ

    「お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛♡♡♡♡♡♡」

    さっきとは比べモノにならないほどの膣の締まり。
    どうやらこの時点で絶頂を迎えようとしていた。
    ガクガクガクッと腰を震わせ、足がへたれこむ。
    そのせいで、体重が目いっぱい膣内にかかり、子宮が押し上げられる。

    「あ゛っひうっっ♡♡」

    バタッと胸元に倒れ込み、プルプルと震える。
    グラフを見れば既にこの瞬間で達しているようだった。
    ぜぇはぁと熱い息を漏らしながら、それでも彼女は力の入らない腰を振るい始める。

    「お゛っ…お゛お゛…」

    カクカクカクカク
    人間の他の生物の交尾を見たことがあるであろうか。
    小刻みに震えるアレだ。
    ジャンヌは、その域に達している。
    人間を辞めた顔で、腰を震わせただセックスのためにセックスをしているような状態。
    ただの人なら壊れているはずだが、彼女は英霊。
    故にここまで無茶な事が出来るのだろう、壊れる事ができるのだろう。

    「あ゛っ…お゛お゛…!!」

    先ほどイッたお陰で落ち着いたかと思えば、また絶頂を迎えようとしている。
    ガッチガチに締まる膣は最上の快楽だが、少し辛い。

    {感度 150→0}

    「お゛…♡お゛お゛♡…お…?」

    一旦ゲージを0にする。
    こうすることで、『彼女の頭が感じる性感は0』になる。
    つまり身体は反応するのだ。

    「ううううう…うぁああああ」

    彼女は唐突に断たれた快楽に困惑を隠せ無いようだ。
    一体何が、と腰を振るが何も感じない。
    とても悲しそうな顔をしてまた腰を振る。

    ビクン!ビクン!
    身体は絶頂した。
    腰が落ち、シーツを無意識に掴んでプルプルと震える。
    だが彼女の顔は物足りなさげだ。
    絶頂に至る自身の身体に鞭を打つように腰を振り始める。
    グラフをみれば、もう既に彼女の身体は連続でイッっている状態だ。
    膣はあり得ないほど締まり、滾滾と秘部から蜜を吐き出し続ける。
    筋肉が硬直し、血管が浮き上がる。
    英霊の身体と言えども負担がかかるほどだ。

    「うああああ…いぎだいいい…いぎだいのおおお…おまんこびくびくしたいのおおお…」

    泣きそうな顔で懇願するジャンヌ。
    ゲージを見れば、ついに進行度が90を越えた。
    そろそろ落としどころであろう。

    {オプション>時間停止}

    ピタッ

    ここで彼女の動きを全て止める。
    グラフはもう絶頂で高止まりしていた。
    最後に、彼女の全てを支配する。

    {オプション>暗示}

    「ジャンヌ…時間を動かすと、君は感じれなかった分の快楽が全て流れ込んでくる、一気に、だ…」

    彼女は止まった時の中でどう聞いたのだろう。
    腰を振り、少しでも快楽を積み重ねてやる。
    最後にパネルを弄って終わりにしよう。
    好感度も、解放されているようだ。

    {感度 0→200}
    {好感度 0→200}

    {オプション>時間停止解除}

    そのパネルをタッチした瞬間、彼女の身体は鋼鉄になった。

    「お゛っギっ…ガッ!!!」

    何重もの絶頂、それが倍になって襲ってくる。
    彼女の身体の中は快楽の奔流が渦巻き、筋肉すら正確に感じ取れずバイブレーションのように振動するのみ。

    「イ゛ぐっ!い゛ぐぅぅぅぅぅぅ゛!!!」

    膣が締まり、子宮口も吸盤のように吸いつき、別の生き物のようだ。
    間欠泉の如く愛液が噴き出す。
    先ほどまで酷使していた身体が更に負担を増し、肌が土色に変色し始めていた。

    「ガッ!ヒュッ…・・・ホヒッ…!」

    息すら自由にできない、横隔膜が震え酸素を取り込みたくても取り込めなくなっているのだ。
    脂汗が浮いていく。
    尿が漏れ出した、もしかしたら窒息するのかもしれない。

    「…くぅ!」

    そして俺も精を吐き出した。
    新たに生産された大量の精子がジャンヌを孕ませようと蹂躙していく。

    「ア゛ッ…♡♡!!」

    もう何も分からないだろうに。
    快楽に支配された雌は、そこだけを敏感に感じ取ったのである。
    愛する者の子を孕む事、女の悦び。

    「ハァアアアアア♡♡♡♡♡」

    顔がたるみきり、涙を流し歓喜に震える。
    天に昇るとはこういう事なのかもしれない。
    堕ちた聖女この上ない快楽を享受していたのだ。

    「ひぁっ…お゛ぁ…」

    ようやく縮こまった全身の硬直が解け、四肢を投げ出す。

    「ひゅーっ・・・ひゅーっ・・・」

    まるで全力でフルマラソンを走り切ったかのような呼吸。
    か細く、虫のような。
    そしてもう全てを使い果たしたかのように、瞬きすらしなくなってしまった。

    ゴポッ

    彼女をどけて仰向けに寝かす。
    大量に吐き出された精がベッドに零れ落ちた。
    まさしく、無残と言うほかない。
    汗でベドべドになった髪の毛が額にはりつき、顔は体液にまみれ、全身がピンクに染まり。
    きっと二次性徴期の男子が見たらそれだけで達しそうな痴態。

    「おい、起きろ。」

    ゆすってみても、何も反応しない。
    パネルを確認すると、どうやら完全に意識を失っているようだ。
    掌握度は99%。
    最後の仕上げが残っているのだが、仕方ない。

    {オプション>肉体操作}

    これは意識を失っている相手を動かすモノ。
    操り人形にする、と言えば分かりやすいだろうか。
    全く力の入っていなかった彼女が、ピクリと動き、ゆっくりと立ち上がる。
    ベッドから降りて、お互いに全裸で向かい合う。
    俺は二言詠唱をすると、指先に炎を宿した。
    これは魔力のペン。
    証を刻むことで、完璧な支配が完了する。
    ジャンヌの身体を操り、右手の指先を差し出させ、蝋燭の火を移すように、彼女の指に明かりを灯す。
    一つだけ欠点があり、この印は自らの指で刻まないと意味がない。
    故にこういう回りくどい事をやっているのだ。
    俺の趣味、という事も大きいが。

    「ぁ…」

    さて、彼女の身体を操りまず刻むのは舌。
    顎にまで届きそうな舌に、所謂淫紋を刻んでいく。
    ジュッと肉が焼けるような音がした。
    次に左胸。
    彼女は腕と指以外一切動かしていない、機械の一部になったような動きだ。
    無機物感が、怪しさを醸し出している。
    そしてその次は左肩。
    ここには、バーコード状のモノを刻み、その上に『slave』と言う文字を崩したモノを。
    奴隷の証である。
    その次は臍の下、子宮の部分。
    そして左内腿、右の尻にも淫紋を。
    流れるような動きで。
    最後。
    太ももを汚す精液と愛液の混ざり物、その源泉。
    膣内に、火の灯った指を突っ込ませる。

    「んっ…」

    雌の一番大事な部分、子宮の奥に隷属の証を刻むのだ。
    先ほどつけた臍の淫紋を囲うように、子宮を模した淫紋が追加される。
    これこそが、全てを支配する基だ。
    パネルが全行程が終了したことを知らせる。
    その瞬間、ジャンヌの身体がピクンと震え、虚ろな目を俺の方向に向けて口を開いた。

    「洗脳完了しました…ジャンヌダルクオルタは、ご主人様の奴隷に、なりました。」

    精液まみれの指を抜いて拭う事もせずに告げる彼女。
    新しいコレクションが、追加されたな。
    俺は征服欲を満たされ思わず、高笑いをした。
    次の奴隷を夢見ながら。

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