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    デレマス乗り移り

    初めてのデレマス小説です。

    ピクシヴに投稿したものと同じになります。

    口調これであっているのか不安で仕方ない……





    「はぁ……んっ♡♡やっ、イくぅ……♡♡」

    あるマンションの一室。
    壁一面が本棚で囲われたそこで、一人の女性がベッドの上で喘いでいた。
    白いシーツに髪の毛を大きく広げ、豊満なカラダをくねらせる。
    空のような蒼い瞳を揺らめかせながら、灼熱の吐息を吐いた。

    「はぁ、はぁ、ぜぇ、ぜぇ……も、もういっかい……ん゛っ♡」

    突っ込んだ指を抜かずに動かし、さらなる快楽を求める。
    しかし、身体が上手く言う事を聞かない。
    息が上がって、力が抜けて行く感覚がする。

    「やっぱり……このカラダでは体力が、無さすぎるか……」

    本の虫である彼女……鷺澤文香は、見た目通りの華奢さだ。
    最近はトレーニングも積んでいるようだが、それでも激しいオナニーを複数回するには耐え切れなかったらしい。
    はぁ、とため息をついて空いた腕で目を覆う。

    「もっと体力のある……可愛いカラダを、ふふ、ふふふふ……!」

    唇がニヤリと上がった。
    見た目は文香なのに、その表情、口調は全く別のモノに見える。
    その得体のしれない何か、が立ち上がると、ゆっくりと支度をし始め、外へと出て行った。





    346プロ事務所



    「あら、文香さん?こんな時間にどうしました?」

    人が居なくなった部屋でポツンと、ソファーに座り難しい顔をしている女性。
    名前は新田美波と言う。
    ロングヘアーに、シンプルなポロシャツとスカートを組み合わせた姿はまさに、素材を活かしていると言っても過言ではないだろう。
    傍らには、ラクロスのラケット入れが置いてあり大学帰りな事が伺える。

    「こんばんは、美波さん。ちょっと……モノを探していまして……美波さんは?」

    それに、控えめな笑みを向ける文香。
    二人は同い年なのもあって、ちょくちょく絡む仲であった。

    「私は資格の勉強をしていたら、ついこんな時間になってしまって」

    真面目で勤勉な彼女らしい。
    これじゃいけないわねと苦笑しながら、広げられた筆記具を片づけ始めた。

    「そうだったんですか……大変そうですね」

    手を合わせながら、ほうとため息をつく。
    色々と活発に活動している美波の存在は、文香にとってある種の憧れでもあった。
    ふっ、と目を細める。

    「趣味の一環だし、そんなことないわよ。それで、探し物って?」

    小首を傾げながら疑問を呈する。
    心優しい彼女は、手伝おうかと言外に申し出ていた。
    だが、文香の目的は既に果たされているも同然である。

    「あぁ、それならもう見つかったんです。ついでに事務所に顔を出して行こうかな、と思って来たんですよ」

    ゆるりと微笑み、美波さんが居てよかった、と呟いた。

    「そうだったの、それは良かったわ」

    彼女もまた笑みを浮かべる。
    本当に屈託のない、眩しいくらいのモノ。
    文香は、それが欲しくなった。
    ……じゅりと、水の音がする。

    「それで、あの……もし良ければ、ご相談に乗っていただきたい事が」

    モジモジと手を合わせながら、文香は珍しく自分から話を持ちかける。
    意外に思った美波は、目を丸くしながらも受け止めよう、と思った。

    「私に?」

    「はい、美波さんなら、きっと解決してくれるだろうと思いまして……」

    一つ一つの言葉を丁寧に紡ぐ文香。
    余程の事なのかもしれない。
    だが、友人の為である、美波は屈託のない笑みを浮かべ、快諾した。

    「えぇ、いいわよ。他でもない文香さんの為だもの」

    文香はそれに笑みを浮かべ、美波の隣へと座る。
    それなりに大きいソファーにもかかわらず、そこに来た意図を美波は測りかねたが、一先ず置いておいた。

    「あの、美波さんは、自慰行為……と言うモノを、したことはありますか?」

    発された質問。
    予想の斜め上を行く発言に、更に困惑する美波。
    高速で頭が回転するが、まだ本題では無さそうだ。

    「えっ……あー、えぇ。そ、そうね。人並みには、えぇ」

    適当にはぐらかす。
    勿論、美波にはオナニーをした経験と言うのはそれなりにあるのだが、週に何回等と具体的な数字への言及は避けた。
    本当に彼女はどうしてしまったのだろうと不安になってくる。

    「それは良かったです……私もこの間、古本屋で買った本が、そういう官能小説というものだったのですが、あまりにも蠱惑的で……つい始めてしまったんです」

    「そ、そうなの……」

    頬を朱に染めながら恥ずかしそうに語りだす文香。
    どういう反応をすればいいのか、それはそれは引き気味になるしかない。

    「最初は全然気持ちよくなかったこのカラダなんですが……回を重ねる度にどんどん気持ちよくなっていって、毎日その事に頭が支配されて行ってしまって……美波さんはどうなんですか?やっぱり、変でしょうか……?」

    熱く息を吐いてうっとりとした表情を見せる。
    端的に言って扇情的と言うべき姿なのだが、同性の美波にとっては何とも複雑な心境になってしまうだろう。
    しかし、友人が困っているのだ、何とも凄いカミングアウトをされた気分であるが。
    美波はなるべく真面目に、言葉を選びながら答える。

    「そう、ねぇ……結構ハマってしまったって事、なのかしらね。ほら文香ちゃんって一つの事に熱中するタイプだし……私は、そこまではしていないけど……」

    目を合わさず、ぽつりぽつりと呟くように。
    当たり障りのない事を言いながら、かつおかしくはないと肯定していく。
    実際、美波にもあまりわからない事柄であるのだ。

    「成る程……それで、ですね。毎日しているんですが、イってもイってもイき足りないのに、このカラダは体力が無いから、すぐ力尽きてしまって……満足が、出来ないのです」

    これが本題か、と美波は直感した。
    確かに文香は運動をしているタイプではない、そうする暇があるならずっと本を読んでいるだろう。

    「は、はぁ……つまり体力をつけたい?ってことでしょうか、それなら茜さんに引き続き頼むとか……」

    そう、この間も彼女にトレーニングを受けていたはずだ。
    走り込みをすれば大分改善するはずだし。
    運動をすれば性的なものも解消されるかもしれない。

    「確かに茜さんでも、いいんですけども……やっぱりカラダつきが足りないと言うか……」

    唇を尖らせ、文香は珍しい不満を口にした。
    どういう事だろうか。
    彼女は一体、何を考えている?

    「身体つき……?」

    ここでようやく美波は文香の方を向いた。
    それが良かったのか悪かったのか。
    思わず背筋を凍らせてしまう。

    「えぇ、やはりおっぱいが大きくてスタイルのいい人が一番、良いと思いませんか……?」

    恍惚とした表情、伸びた前髪が目を隠しているのが余計に不気味だ。
    唇を吊り上げ、ぎぎっと人形のようにこちらへ目を合わせる。
    蒼い瞳が揺らめいた。

    「それと、体力作りに何の関係が……」

    口の中が急速に乾いていく。
    何かがおかしい……いや、最初からだ。
    違和感が頭の中で繋がっていく。

    「そうですよね、そう言われても分かりませんよね……美波さん、違うのです。私の体力をつければいいって話じゃないんですよ。」

    彼女に似合わない俊敏さで美波の両手を捕まえてくる。
    驚きのあまり、抵抗することが出来なかった。

    「文香さん!?」

    目を見開き困惑する美波。
    ぐいっと顔を近づけ、歪んだ笑みをする文香。
    何か悪い夢でも見ているようだ。

    「えぇ、えぇ、貴女ならラクロスをやっていて体力もありそう……ふふ、ふふふふふ……!私、思ったんです。このカラダがすぐにダメになるなら……別のカラダを使えばいいって」

    何かのドッキリだろうか、もしかしたらそうに違いない。
    窮地に陥り、都合のいい考えが頭をよぎる。
    しかしそんな気配はない。

    「ちょっと、落ち着いて、どうしちゃったの!?」

    小刻みに首を振って怯える。
    恐ろしい力で拘束を強められると、ソファーに押し倒された。

    「あぁ……わかんねぇかなァ……?」

    人が変わったかのように嗤う文香。
    偶に向けられる気持ち悪いファンからの視線と重なった。
    本当に目の前に居るのは彼女なのだろうか。

    「ひっ!」

    ゴポッと水の音がする。
    歯がガチガチと鳴り、恐怖に身をすくめた。
    気だるそうな声ではなく、明瞭な、どす黒い声が鼓膜を打つ。

    「お前のカラダ、貰うぜェ?」

    口を大きく広げ、そこの奥には青い何かが蠢いていた。
    ソレは美波の口へと狙いを定めると、まっすぐに突入してくる。

    「やっ、ひぃぃぃぃぃぃ!!!がぼっ!」

    悲鳴を上げる間もなく、ソレ……スライムは美波を蹂躙し始めた。
    入ってきたソレが口の中に張り付き、徐々に浸食していく。
    薄い唇の裏、歯茎、歯と歯の間、舌の裏まで余すところのないように。
    たっぷり満たされると、美波の喉の奥へと入りこんでいく。
    ゴクリ、ゴクリと喉を脈動させ、食道へなだれ込んだ。
    文香から送られるスライムは量を増し溢れんばかりになっていく。
    繋がれた唇の間からはポタポタとソレが零れ落ちる。
    ゴキッと顎を外し、少しでも多く受け入れさせようとした。
    腕はソファーを掴み、全身がソレを拒絶するが如くガクガクと震える。
    それをあまりよくないと思ったのか、スライムは口の中の自身を球体状に変化させていく。
    ガチャガチャのカプセルほどの大きさになったソレが美波の細い喉をミヂミヂと膨らませながら入りこんでいった。
    ソファーのスプリングが徐々に軋み、彼女のナカに大量のスライムが入っていることを如実に表していく。

    「ゴポッ・・・ガボッ…ゴブッ…」

    彼女の綺麗な声を出す喉から、下水道のような下品な音が漏れ出す。
    血管が浮き、額や喉には脂汗が滲み始めていた。
    大きな塊を飲みこんでいくたび、彼女の胸元がボコッと膨らみ、ググッと肩甲骨を寄せて胸を張る。

    ズルズル・・・ジュルン!

    と、文香から入りこんでいたスライムが全て彼女の口の中に入りこんだようだった。
    糸の切れた人形のように、美波に倒れ込む。

    「グェ・・・ゲェェップ・・・・」

    ようやく解放された気道から、スライムと共に入りこんだ空気が押し出される。
    その音はまるでカエルが潰れた時のようなモノ。
    だが天井を見上げたまま、目線はバラバラで正常な意識があるかどうかは定かではない。
    唐突に、ギシィとスプリングを軋ませ、痙攣を始める。

    「グェッ!ぜぇ…ぜぇ…ぅぁ…」

    思いっきり身体を剃りかえさせながらガクガクと全身を痙攣させる。
    苦しそうに肩で呼吸をし、額には脂汗が浮かんだ。
    美波の身体が浮き輪を膨らますが如く、グググッと胸元や腹が膨らんだ。

    「い゛っ…ぁぁ…」

    舌を突き出し、顎を反らせ本能的に苦痛から逃げるような様子をみせる。
    心臓に近い左胸から、ぐぐっ、ぐぐっと脈動してスライムが入りこんでいく。
    そして下腹部。
    ほっそりと引き締まったお腹が腸の形を浮かび上がらせ、そしてその間を埋めるようにモゾモゾと膨らんだ。
    臍が裏返り、だらしない出臍のようになってしまっている。
    ふくよかなお尻はボリュームを増し、文香が押しのけられてずるりと床に落ちた。
    プスップスゥと尻の穴から溜まっている空気が抜け、そして腕や足にもスライムが入りこんだ。
    四肢の痙攣が徐々に収まり、ピンと指先やつま先まで伸びて固まる。
    バタバタとビニール袋の口に扇風機を近づけたように激しく四肢が悶え、そして力なく投げ出される。
    細長い彼女の指の中に、モゾモゾとスライムが蠢いていた。
    ズッ、ズズ…と浸食を続け、振動で靴が脱げ床にボトリと落ちる。
    身体全体に行きわたったスライムは、美波の身体をビクンと痙攣させると、浮腫んだ箇所がどんどん元の状態へと萎んでいった。
    まるで、逆再生を行っているが如く。
    だが、彼女の表情は苦しさを増し、涙の筋が増え続けソファーに染みを多数つくっていた。

    「がっ…あぁぁぁぁぁ…」

    目をカッと見開くと、ゆらゆらと視線が揺れだす。
    カチカチと噛み合わない歯を鳴らし、指先を細かく震わせた。
    ひゅぅ、とか細く息を吐き、すぅと目を閉じると、スライムなのか涎なのかわからない液体まみれの唇を釣り上げた。

    「ようやく乗っ取れたか…」

    ズチ、と言う音と共に、美波が起き上がる。
    声も、見た目も、全てが彼女のモノなのに、異常な雰囲気をまとっていた。
    グチュグチュと音を立てながら、右手を握ったり、身体を捻ったりして様子を確かめている。
    一通り確認し終わると、バッと両手で身体を抱きすくめ、フルフルと震えた。

    「ァ、はぁ……ゲェェェップ……あーあー、私は新田美波、新田美波……いいじゃねぇか、このカラダ……偶然とは言えコレ(文香)と面識があったしな。ミスコンでも優勝してラクロスもやっていて頭もそれなりに良い……オナニーの経験もあるな

    ら話は早そうだ……」

    フヒッと下賤な笑みを浮かべる美波。
    育ちのいいお姉さんと言った彼女からは想像も出来ないような顔。
    舌なめずりをしながら、ポロシャツに包まれた身体を探索する。

    「うっひょぉ~、流石引き締まったカラダしてるぅ♪むっちりしているのに芯にはしっかり筋肉がついているから多少激しいプレイをしても問題なさそうだな?早速御開帳と行くかァ……」

    むにむにと二の腕を触れば、柔らかい脂肪の中に力を感じた。
    逸る気持ちを抑えながら、グイッとシャツを脱ぎ捨てる。
    水色のシンプルなブラに包まれた、Eカップのおっぱいが露わとなった。

    「やっべぇ、文香のカラダも中々だったが、このカラダも相当だな……どれどれっと……んっ、おっぱいやわらけぇ~♪」

    文香も同じくEカップだが、甲乙つけがたい。
    早速慣れた手つきでホックを外すと、下からぐいっと持ち上げた。
    もっちりとしたおっぱいが彼女の手の中でぐにぐにと形を変える。

    「良いねぇ、内側からあったまってくる感じ……記憶にもある通りだぁ♪でも、人によって感じ方は違うんだなぁ」

    温かい煙を吸い込んだような、腹の中に熱がこもってくる感じ。
    美波がいつもするときに感じるソレだ。
    文香の場合は外側から熱せられる感じなのだが。
    そう言いながら、指で乳首を挟み刺激を続ける。

    「んっ、ぷっくりしてきた……♪」

    外気に晒されて萎えて縮んでいたそこが、血液を送られてどんどん膨らんでいく。
    綺麗なピンク色をした乳輪が広がり、乳首がそびえ立った。
    コリコリと硬かったそこが熱を帯び肉感を増していく。

    「はぁ~……やばい、凄い気持ちイイ♪このカラダを選んで正解だったぁ……♡♡♡」

    先端がじんじんと痺れるような快感をもたらし、脳へ伝えて行く。
    籠った熱を吐き出しながら、一発目に狙いを定めた自身の判断を讃えた。
    ソファーにもたれかかりながら、時折ヒクッとカラダを痙攣させる。

    「下の方もぐしょぐしょじゃん……♡♡おっほ、食い込むぅ……」

    ジュンと下の口が濡れる感触がする。
    文香の時に散々味わったソレ。
    スカートを降ろせば、ブラとお揃いのヒップハングショーツが現れた。
    腰の部分を掴み、ハイレグに引き上げるとグチュッとした音が漏れる。
    クロッチ全体に愛液が染みているのを確認すると、ずらして指を二本突っ込んだ。

    「んぁぁぁぁっ♡♡♡やば、やっぱり前々からオナニーしているカラダはちげーわ……フヒッ」

    薄い毛をかき分け、ニュルリと咥えて行く美波のおまんこ。
    普段からしているからか、すんなりと入りこむ。
    トロトロになったそこがキュンキュン蠢き、締め付けた。

    「あっ♡♡……美波ちゃんはここが弱いんだね……んぁっ♡♡♡」

    内側のざらっとした部分。
    Gスポットである。
    そこの襞をかき分けつつ、いつものように指をうねらせた。

    「んっ、やば……もうイきそ♡♡……んっ♡♡あぁぁぁっ♡♡♡」

    甲高い嬌声を上げ、桃色の視界に酔いしれる。
    足がきゅっと縮こまり、目を瞑って絶頂に震えた。
    膣がヒクヒクと痙攣して、心地いい感触を指に与えてくる。

    「はぁーはぁー、早速一回目イッちゃったぁ……でも、全然疲れが見えない……まだまだイけそう♡♡」

    文香の時は既にこれで息が上がりかけていたのだが、このカラダはビクともしない。
    実際、記憶によれば軽い絶頂のようだし、慣れているのもあるのだろう。
    元々性欲が強い方のようだ、先ほどの問答では隠していたみたいだが……勿体ない。
    まぁ深く考えるのは後にして、二回戦に向かいたいところだが…

    「でもその前におしっこしたくなってきちゃったなぁ。そうだ、文香さん、起きてください♪」

    床に崩れ落ちて放置していた文香を起こす。
    ゆさゆさと揺さぶれば、意識を取り戻して眠たげに目をこすっていた。
    事務所でほぼ全裸の美波に驚くことも何もなく、ゆらりと笑みを向ける。

    「んっ……美波さん、どうかしましたか?お楽しみのようですが……」

    その肢体を舐め回すようにみつめ、このカラダでもご所望ですかと言わんばかりに問いかけた。
    彼女は今、乗っ取られた存在によって塗り潰され、意のままに動く人形のようになっている。
    他のアイドルに対しても性的な視線を向けるであろう。

    「えぇ、お陰様でとてもいい気分よ♪でも、おしっこがしたくて、トイレまで行くのも面倒なのよねぇ。だ、か、ら♡」

    美波は膝立ちになると、自分の股間を突き出した。
    グショグショの水色のショーツの向こう側で秘部がヒクついている。
    文香は我が意を得たりとばかりに、顔をそこへと近づけた。

    「成る程、私を便器になさるわけですね、分かりました……じゅるっ……ふぉうふぉ……」

    あーんと大きく口を開け、零さないようにむしゃぶりつく文香。
    舌で舐めながら、筋肉の硬直を解していく。
    しょっぱくて酸っぱい愛液を吸い出しているだけで、美波は感じて声を挙げてしまった。

    「あっ♡♡ショーツの上からしゃぶられてるぅ……んっ、出る、はぁあああん♡♡」

    激しいクンニにより瞬く間に美波のダムは決壊を始める。
    しょわわわわっと音を立てながら、ソレは文香の口の中へと運ばれた。

    「じゅっ、じゅぞっごくっじゅるっごくっんぐっんぐっ……ぷはっ……いっぱい、出ましたね……♡」

    下着に染みつかないよう、吸い付きながら飲み干していく。
    少々苦いソレだが、変態と化した彼女にとっては甘美な蜜も同然であった。
    たっぷり十秒間、勢いが弱まって少々残ったそれも吸い出し、胃へと嚥下する。
    ウットリとした表情でその味を確かめる文香。
    口を大きく開いて、全部飲みほしたことをアピールした。

    「えぇ、でもちょっと汚れちゃったから、文香さん貴女の服と私の服、交換してくれる?」

    「勿論♡♡美波さんのお願いなら、何でも聞いてあげれますよ……ふふっ♡」

    次に行ったのは衣服交換。
    体格も似ている二人ならちょうどいいと判断したのである。
    更に、互いの体臭で興奮することも見越して、だ。
    文香は満面の笑みでニットセーターを脱ぎ始める。
    淡い紫色のブラとショーツまで脱げば、隠れ巨乳のボディが晒された。
    二人は互いの下着を取ると、嫌悪感も無しに着こんでいく。

    「あぁ……やっぱり文香さんの方がおっぱいが大きいから、サイズがちょっとぶかぶかね……」

    文香のセーターにロングスカートを着こんだ美波は、その上からむにむにと自分の胸を揉む。
    カップが少し合わないが、それほど苦痛ではない。
    寧ろ布面積が多い分、彼女の香りが強く漂ってきて興奮する。

    「美波さんのブラは締め付けが強いですけど、その分温もりが伝わってきて……はぁ……♡」

    美波のポロシャツにスカートを着た文香もまた、自分の胸を夢中で揉んでいた。
    胸の部分が少し苦しそうであるが、背徳感があるのだろう。
    グショグショになったショーツの感触も、それを引きたてた。

    「んふふ……二人のいい香りが混ざって凄いわね、このままセックス、しちゃおうかしら♡♡」

    舌をチロッと出しながら、悪戯っぽく微笑む。
    鼻をヒクつかせつつだらしなく香りを嗅いだ。
    子宮に熱が灯るのを感じる。

    「えぇ、ラクロスがお好きな美波さんをレズセクロス大好きにしてさしあげますよ♡♡」

    文香も顔に似合わない情欲に満たされた表情で笑みを浮かべる。
    その言葉を聞いた美波は、傍にあったラクロスのラケットを取り出すと、手際よく解体した。
    金属の棒が、二本。

    「じゃぁ、このラケットの柄を使いましょう♪丁度二本持っていたから、お互いに差し込んで……んっ、太いぃ♡♡」

    大体70センチ程であろうか、双頭ディルドのように差し込むのは流石に厳しい。
    文香はソファーにもたれかかって大股を開き、美波はそれに覆いかぶさるように足をかける。
    二人がそれぞれの棒を持つと、スカートを捲り先端を互いの秘部に挿入した。
    丁度男の逸物ほどのサイズのソレが膣内を広げて行く。

    「あっ、凄い、お腹押し広げられるぅうううう♡♡」

    二人は同じ表情をしながら、舌を突き出して快楽に震える。
    お互いの棒を持っているせいで、少し動かせば相手が快感を感じ、その影響でまた棒を動かしと言うループが始まった。
    何もしなくても、身体が互いの気持ちいいところをついていく。

    「あぁ……文香さん凄いトロトロの顔してる♪んっ、あっ……」

    表情をあまり崩さない文香。
    その蕩けた顔に思わず美波は顔を近づけ、濃厚なキスをし始める。
    プルプルの唇でついばみ、舌を絡め、歯茎をなぞり、唾液を交換する。
    鼻息は荒くなり、求め合いが激しくなるせいで歯がガチガチと当たった。

    「ぷはっ、そんな濃厚なキスをされたら、私も……あんっ♡♡」

    たっぷり一分、互いを味わった文香は快楽を高めながらも棒をまた動かした。
    アルミで出来たソレがどんどん熱せられ、愛液がつたう。
    しかし、長すぎるせいで中々上手く快楽を享受することが出来ない。

    「じゃぁもっと気持ちよくしましょう……?こうやっておへそから出して……んぁぁぁぁっ♡♡」

    美波は、文香に繋がっている棒から手を離し、セーターをまくり上げる。
    その形の良いお臍が徐々に青いもので満たされ、ニュルリとスライムが出現した。
    ソレは向かい合う文香の臍へと接続される。

    「ふぁっ♡♡だめ、美波さんの感覚が繋がって、あっだめ、子宮が、感じ過ぎちゃう♡♡♡♡」

    スライムを通じ互いの感覚を共有する。
    二人分の快楽は恐ろしく、精神と脳髄をジリジリと焼き始めた。
    入りこんだソレは互いの子宮を外からゆっくりと締め上げて、性感を増幅させる。

    「こうやって、おっぱいでもキスすれば……あぁっ♡♡♡」

    文香のカラダも使いながら、互いの胸を露出させる美波。
    ぷっくりと膨れた乳首同士が、ツンと触れ合う。
    乳輪は文香の方が大きいが、乳首の太さは美波の方が上。

    「あっらめ、です、これぇ……♡♡」

    二人のカラダと比べたらとても小さな肉豆。
    故に、少しでも動くだけでも強い刺激を産んだ。
    離れ離れにならないように身体を押し付け、胸を潰しあう。

    「もっと、もっと動かしてぇ♡♡」

    密着した状態、互いの香りに包まれ、その興奮を共有し、性器から快楽を貪る。
    繋がれた二人は瞬く間に絶頂への階段を駆け上り始めた。
    美波は身体を支えきれず、顎を文香の肩に載せる。

    「はひっ、あぁ、気持ちいい♡♡♡二人分の快感がっ♡♡あ゛っ♡♡♡♡」

    耳から聞こえる音も反芻し脳みそをぐるぐると掻き回す。
    ドロリと粘性の強い液体が秘部から漏れた。
    二人は一つの生き物のように連動して痙攣を始める。

    「文香さんと♡♡一緒に、イくっ♡♡♡本気イき、しちゃうぅぅぅぅ♡♡♡」

    美波の記憶にないほどの強烈な快感。
    それも当然だ、普通に生きて居たら、感じる事などなかったであろう。
    彼女は、今置かれた現状に深く感謝した。
    男にカラダを好き勝手使われている事も受け入れ……させられたのである。
    口角が、釣り上がった。

    「私も、だめ、あっ♡♡♡あっあっあっ♡♡♡♡」

    文香も、息をぜぇぜぇ言わせながら身体の限界まで性感を得る。
    脳のヒューズが飛びそうな程であるが、美波の感覚もある彼女は意識を失えない。
    超えてはいけない部分を越え、グリンと頭が反転していく。
    そして。

    「「んぁあああああああああっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」」

    白目を剥きながら唾を吐き、絶頂に震える二人。
    激しく痙攣しながら、駆け巡る快感に酔いしれる。
    舌を突き出し、全身でその悦びを表した。

    「ん゛っ、あひっ、んお゛っ♡♡♡」

    「あ゛っ♡♡ハヒッ♡♡いあ゛♡♡♡」

    喉からはおおよそアイドルが出すべきではない声が垂れ流されている。
    ファンが見ればそれだけで絶頂するような二人の痴態がそこにあった。
    多量の汗や愛液、唾液、涙等を染み込ませつつ、満足げに嗤う。

    「はぁーはぁ、サイコーっ……♡♡二人の快楽とか、耐えられるわけない……♡♡」

    出る言葉には深い情欲が練りこまれており、完全に折れ曲がった事を確信させた。
    最早解放されたとしても、文香のように従順な人形になったと言っても過言ではない。
    セクロス少女の完成、である。

    「わた、しも……♡♡これは、本当、クセに♡♡♡」

    文香もまた、全身を弛緩させながら余韻に浸る。
    本で知識を得るよりも素晴らしいモノを知ってしまった。
    彼女がどうなるか、語るまでもないだろう。
    だが、幸せに包まれる二人を邪魔する者が。
    ガチャ、と事務所の扉が開かれる。

    「二人とも……一体、何を、しているのですか…?」

    唇を真っ青にし、震える小さな娘。
    青いワンピースを着た利発そうな少女。

    「あらぁ、ありすちゃん……♪」

    橘ありす、小学校六年生だ。
    背伸びしたがりな時期で、文香に懐いている子。

    「ふみ、かさん……なんで、美波さんの、服なんか、それに、その姿、えっ……」

    困惑するのも当然であろう。
    もしかしたら、耳年増故に性知識もあるのかもしれない。
    いや、二人が絡み合いながら鉄の棒を突き刺していたら、それはショッキングな話か。

    「大丈夫ですよ……ありすちゃん、見られちゃったからには、私たちと、同じ、同じ、ふふふ……ありすちゃんありすちゃんあ゛り゛げぼっごぼっゴボボボボボ!!!」

    文香はゆらりと立ち上がると、壊れたラジオのように言葉を吐きだし始める。
    感情が高ぶったせいだろう、深い親愛の情から、同じ立場へ来ることを強く望んだのだ。
    はだけた身体、スカートの中、口、耳から大量のスライムがあふれ出てくる。
    ありすは、その様子に恐れおののき、尻もちをついた。
    歯をガチガチと鳴らし、叫ぶことすら忘れて恐怖に震える。
    蛇に睨まれた蛙とはこのことだろう。

    「あっ、あっ、あっ…ひっギッ!ガッ!いぎっ!!!」

    しゅるしゅると小さな身体を拘束すると、ゆっくりこちらへ引き寄せて行く。
    涙が零れ、嫌々と首を振るその耳に焦点を当て、スライムがドヂュッと侵入を始めた。
    目を丸くし、生理的な反応を示す。
    小学生が出すべきではない声を絞り出しながら、脳ミソを弄り始めた。

    「あ゛、あ゛っ、あ゛っ!!!い゛ひぃ!?」

    唾液を吐き、鼻水を垂らし、涙を流す。
    全身が不規則かつ不自然に痙攣し、脂汗を分泌した。
    柔らかい肌には血管が浮き始めている。

    「あ~あ……ありすちゃんの顔がグチョグチョだよ……」

    愛らしい彼女は無残な姿に成り果てていた。
    未だにスライムに拘束されながら、痙攣は収まったものの白目を剥いて酷い顔をしている。
    顎は外れ、舌が突き出て首はカクッと力を失い項垂れていた。

    「さぁ、美波さん。お膳立ては済ませておいたので一先ず乗り移っておいてもらえませんか?」

    口から全てのスライムを吐き出した文香が美波にそう言う。
    仕方ないな、と腰に手を当てながら、棒を引き抜いて宙づりになっているありすへ口づけをした。
    じゅるん、と一つカプセル状のスライム……恐らく本体だろう、が彼女のナカへと滑り込む。
    細い喉を脈動させ、ゴクンと嚥下した瞬間、ありすは再び激しく痙攣した。

    「ひぎぃ!?お゛、お゛お゛っ、お゛!!!!あ゛、はぁ~~~~」

    獣のような咆哮をあげ、乗っ取られて行くありす。
    不規則な痙攣が徐々に規則的になり、拘束を解かれる頃には力が戻っていた。
    ズチ、とスライムだらけの床を踏みしめながら、少しがに股になった姿勢でゆっくりと目を開ける。

    「あー、あー、うん。随分と可愛らしい声だなやっぱり……まぁ、ロリボディにはあんまり興味ねぇが、これなら接近してもそこまで怪しまれねぇだろう」

    にぎにぎ、と紅葉のような小さな手を握りしめ具合を確かめる。
    エプロンの前掛けで顔を拭くように、べろんとワンピースをまくり上げるとグショグショになった顔を拭いた。
    イチゴ柄の可愛らしいパンツが露わになるが誰も気にしない。

    「あらあら、ありすちゃんのカラダを乗っ取っておいてその言い方は酷いですね♡♡」

    文香はうっとりとした表情を見せていた。
    可愛がっている妹が乗っ取られたというのに、興奮しているのだ。
    倫理的にいけないと分かりつつも、ねじ曲げられたことについても含めて、である。

    「まぁ、事実だしいいじゃない。これから皆にこの気持ちよさを、分かってもらわないといけないわけじゃない?」

    意識を取り戻した美波もまた、これから始まるどす黒い生活に思いを馳せた。
    ありすの輝かしい未来を奪ったことについて、誰も何も言わないし、何も思って居ない。
    一つあるとすれば、踏みにじった事に対する背徳感……興奮、色欲だけだ。

    「さて……ん゛っ♡♡まだ未成熟なこのカラダじゃ楽しめないからな……これから二人をヒィヒィ言わせてやるぜ♪」

    ニタァ、と年齢不相応の笑みを見せるありす。
    芝居でもここまで真に迫った下種な顔は見せる事が出来ないだろう。
    女体を味わうことしか考えていない男に乗っ取られたからこその、アンバランスな表情。
    そして、まくりあげたワンピースの下、ショーツを押し上げて出てきたのは巨大なスライムで出来た逸物。
    優に20センチはあろうかと言うソレ。

    「ふふっ、ありすちゃんにこんな立派なスライムおちんぽが……あぁ、素敵♡♡♡」

    「ありすちゃん、もう準備は出来ているから私でも、文香さんでも好きな方を使ってくれていいのよ♡♡♡」

    二人は迷わずソファーに座ると、大股を開いておねだりをする。
    本懐も忘れ、ただその恵まれたカラダを味わう為だけに。
    最早彼女達は、そのためだけに生きるよう、染め上げられたのであった。

    「ヒヒッ、あぁ……存分に、愉しませてもらうぜぇ♡♡」

    ありすの中に居る男は嗤う。
    これから訪れる桃色の宴に思いを馳せ、百を超える美少女たちを従える事を夢見ながら

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