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スライム提督の大規模作戦
- 2017/07/10
- 13:41
同じくpixivからの転載です。
叢雲を乗っ取ってから約半年。
彼は順調に勢力を広げ、数十人の艦娘を従える提督となっていた。
その全ての艦娘に自らの分身を植え付けながら。
大本営にもバレることはなく、戦果も十分以上に挙げている。
特に問題はなかった、そうなかったはずなのである。
(どうしたものかな…)
「悩み事とは珍しいじゃない。」
カラカラと笑うのは秘書官もとい提督代理もとい住居となっている駆逐艦、叢雲である。
スライムの身体では紙に触れることすらままならないため、乗っ取った状態で決済をしているのだ。
本来の彼女であれば、スライムなんてものに自らの身体を明け渡すような事はしないのだが、初めてであった時に無理やり憑依され、その上で脳の中を改造されて彼に絶対な信頼を置くようになっていた。
尚、その他の艦娘にも同様の処置を施しており、彼は秘書官と称して日替わりで身体を入れ替えていた。
流石の艦娘と言えど、彼を常に住まわせておくには負担が大きすぎたのだ。
だが、一番最初に乗っ取ったからか何なのかは分からないが叢雲は彼を中々手放そうとせず、二日に一回は必ず秘書官をしている有様であった…
さて、提督の悩みである。
叢雲はひらりと一枚の指示書を持ちあげ、椅子にもたれかかった。
(大規模作戦、連合艦隊か…)
「あー、戦果あげすぎちゃったわねぇ。」
戦果をあげすぎたせいで、特別海域への出撃を命じられたのだ。
断れば角が立つ、だから出撃せざるを得ないのだが。
まずは戦果を『上げ過ぎた』理由から説明せねばなるまい。
彼はなるべく外部に自分の存在を漏らさないために、艦娘を完全に支配下に置くことを画策した。
個々の自意識を潰し、全てが彼で埋め尽くされるように。
結論から言うと、それは失敗した。
流石に多数の艦娘を同時に操作するには容量が足りなかったのだ。
では、自らと同じ分身体を作成し乗っ取ればよいのでは。
それも却下した。
最悪、本体である自分自身が排除される可能性がある。
自分の醜悪さは自分でよく分かっているというわけだ。
結局であるが、最初に述べた通り寄生した上で洗脳し、分身体は緊急避難先として自意識を植え込まずに終わったのだ。
では何故この話が戦果上昇につながったのかと言うと、彼は分身体を介することで一個艦隊の意識と感覚を共有することに成功したのだ。
想像してみてほしい、まるで監視カメラを覗くようにいくつもの視界がある姿を。
合図も目配せすら何もなく、一斉に砲撃出来るほどの連携を。
更に、練度の高い艦娘の感覚をそっくりそのままコピーできるのだ。
訓練時間を大幅に減らすことに成功したどころか、圧倒的な速度で鎮守府周辺海域を制圧、外洋へと進出した。
彼の失敗はそこで調子に乗ってしまったことだ。
あまりにも深海棲艦を相手に無双するのが楽し過ぎて気づけば本部から表彰が送られてくる始末。
そんなこんなで、新進気鋭の提督として名を馳せてしまったのである。
そして問題となっているのが、今の提督の力では連合艦隊レベルの意識の共有は出来ないという事だ。
足を机に投げだすと、ふぅーっと息を吐いて空を見つめる。
(さーて、どうしたものかな…)
「…なら、私に妙案があるわ?」
叢雲の顔がニヤリ、と嗤った。
どうやら半年も一緒に過ごしたお陰で笑い方までトレースしたらしい。
(ほう…それは面白そうだ。)
「駆逐艦、浜風です。これより艦隊任務に入ります。」
二日後、彼らの元に新任の艦娘がやってきた。
真面目そうな子、私たちの目論見にぴったり。そして…
叢雲はその豊満な身体つきに満足そうな笑みを浮かべる。
「あの、叢雲さん。いかがしましたか。」
「いえ、何でもないわ。」
そう言いながらも、彼女はゆっくりと舐め回すように浜風の身体をみる。
――新しい住居にしてあげるのもいいんだけど、今回はちょっと違うのよね…
これから起こる事を想像すると、叢雲はブルルッと震え股を濡らした。
「あの…」
「気にしないで。取り敢えず司令官が来るまで時間があるから、しばらくお茶にしましょう?」
叢雲は先ほどの邪悪な笑みと打って変わって、柔和な笑みを浮かべた。
浜風はそれに安心をし、頷くのであった。
「んっ…」
おかしい、何かがおかしい。
私は、確か提督に挨拶しに行こうとして、叢雲さんとお話して…
身体が動かないし、少し肌寒い。
手足に何か金属のようなものが当たっている?目を開いても目隠しをされているのかさっぱり見えない。
皮の椅子のようなものに座らされて、ってこれは全裸ですか!?
足も下品に股間を開かされている!
抜け出そうともがくが、ガチャガチャという音がするだけでビクともしない。
声を出そうにも、口に猿轡か何かをされているのか声も出ない。
「目が覚めた?」
この声は、叢雲さん?
いったいどういう事なのだ!?
「詳しいことは置いておくわ。大丈夫、直ぐ気持ちよくなるから…ンゲッ!」
そう短く告げられると、叢雲さんはいきなり呻きだした。
ズリュズリュという不快な音が聞こえる。
一体何が起きているのだ。
すると、ネチョ…と言う音と共に生暖かい何かが私の頬を撫でた。
「ひっ…!?」
思わず声が出てしまう。
見えないからこそ、触覚と聴覚に全神経がいってしまい過敏になってしまっていた。
ゆっくり、ゆっくり舐めるように私の頬を伝い、そいつは私の耳へと入ってきた。
「が・・・っがぁ!」
プールで耳の中に水が入るなんて生易しいものではない。
嵐のような轟音が私の頭を襲う。
さらに私のもう片方の耳からも侵入してきたようだ。
だめだ、もう何も考えられない。
ガクガクガクガク!
突然浜風の身体が大きく痙攣し始めた。
もう何回も繰り返してきて見てきた光景。
叢雲は口からスライムを吐き出しながら、愛液を垂らした。
彼に完全に染まった彼女は、艦娘を堕とすことに快感を得るようになっていたのだ。
歩をすすめると、浜風の猿轡と目隠しをはずした。
その顔はいつもの通り、無様その物。
眼は白目をむいており、息は絶え絶えで鼻も口も大きく開かれている。
猿轡のせいで口周りはよだれでびっしょりだ。
蝕指をひっこませ、叢雲は浜風にディープキスを行う。
意識を失っているので抵抗は一切ない。
脈打つようにぬるり、ぬるりと入っていけば、浜風の喉や胸が大きく上下する。
叢雲もまた、ひく、ひくと提督が出て行く感覚に痙攣をおこしていた。
それに連動するように、浜風もひく、ひくと痙攣を始める。
更に彼女は、豊満な浜風の胸を揉みしだく。
しっとりふわふわ、だが張りがしっかりある。
勝手に興奮してきたのか彼女の乳首もたってきた。
「んぐっ…」
どうやら浜風は感じやすいタイプらしい、いじっているとひくっと身体が跳ねた。
それが波及したのか、叢雲も自分の胸を弄られたように跳ねる。
期限が良くなったのか、彼女はさらに浜風の秘部も弄りだした。
これだけ成長しているのに下は一本の毛も生えていない。
つぷり、と二本の指を入れると、誰も受け入れたことが無いのかとても狭い膣内であった。
浜風の顔は上気し、初めてとは思えないほどの愛液を垂らす。
叢雲の細い指をきゅっ、きゅっと締め付けてきた。
彼女もまた、何も入っていないのに入っている感覚がして股をもじもじとさせる。
不思議な光景、彼女たちの動作が完全に同期していた。
どんどん浜風の腹が膨らんでいく。
彼女は目を閉じて、快楽に集中させた。
二人の感覚は共有されているのだ。
浜風の気持ちいいところが全てわかる、初めてなのに初めてじゃない感覚。
禁断の快楽に叢雲は酔いしれた。
するとふと、ひくひくひく、と膣が規則的に締め付けられた。
違和感を感じた彼女が目を開くと、浜風と目が合う。
浜風はスライムを大きく口に含んだまま、ニタァ、と口角をあげた。
ズリュリュリュリュリュ!
叢雲の口からスライムが全て抜け出し、浜風の中に入った。
その瞬間、二人は大きく跳ね、絶頂した。
「取り敢えず下準備は完了したわ。」
肩で息をしながら叢雲が告げる。
指令室には雌の香りが充満していた…
「現在時刻、ヒトヒトマルマル。これより、大規模作戦を開始します。」
許容量にも限界があった。
いくら人間ではないとはいえ、スーパーコンピューターにはなれないのだ。
ではどうするか。
矛盾すると取られるかもしれないが、『スーパーコンピューター』になればよいのだ。
指揮を執るのは初期艦でありこの鎮守府最高練度を誇る叢雲改二。
そしてそれを囲むように、出撃している艦隊と同じ数の12人の艦娘が、全裸で一人用のソファに座って目を閉じていた。
これだけでも異様だが、何よりなのは並べられた彼女たちの耳からスライムが出ており、隣り合う娘の耳と接続されている事だ。
さてさて、話を戻そう。
スーパーコンピューターになる、と言っても具体的にスライム本体が凄くなるわけではない。
そもそも、スーパーコンピューター自体はスーパーではない。
どういう事かと言うと、それは高性能なコンピューターが集合することによって、超高性能と化しているからだ。
寄生している分身は残念ながら本体ほどの知能は持っていない。
ここまで言えばわかるであろう。
彼は、『乗っ取った艦娘の脳を直結し、コンピューターとして使おう』としているのだ。
だがそれでも彼に直結させるとパンクしてしまうであろう。
情報をやり取りする中継点も必要だ。
そこで出てくるのが浜風である。
(あれ…私…)
「気づいたかね。」
浜風の口が一人でに動く。
そう、彼は今彼女の中に居るのだ。
(な、何て格好を!?)
今、彼女はまんぐり返しの格好で椅子に寝かされている。
身体も何故か動かない。
「どうやら起きたようね」
叢雲が笑顔で浜風にディープキスをする。
その表情はとても恍惚としていた。
しばらく舌を絡めていると、満足したのか口を離す。
二人の間につつーと銀色の橋がかかった。
「説明の前に、始めちゃいましょうか」
(な、なにを!?っぐ!)
突然、腹の中がぐるぐると回転しているような錯覚を覚える。
実際に詰め込まれたスライムが動きだしているのだ。
「ふっ…ふぅぅ…」
浜風の身体に力が入る。
お尻の穴がフルフルと震えだした。
(まさか、そこから…やめて!)
ぷりゅっ
可愛らしい音と共に、スライムが顔を出した。
ミチミチミチ…と穴がどんどん広げられていき、最終的には細いアルミ缶ほどの太さになる。
更に、浜風の前の穴も同様に中からスライムが出てきて、穴を拡張した。
二本のスライムは一本にまとまり、叢雲の下の口へと入っていった。
「んっ…♪」
体勢が体勢で半透明のスライムが出ているので、外から浜風の子宮とお尻の穴は丸見えとなっている。
(んぐっ…気持ち悪い…)
だがスライムは脈動を止めない。
お尻がまたミチ、ミチと開くと、ガシャポンのカプセルほどの大きさの青い球が出てきた。
「あはぁぁぁっ!」
便秘を解消したかのような快感が浜風を襲う。
その球は、スライムを伝って叢雲の中へと入っていった。
ひくひくと痙攣する叢雲を見てると、口が自由に動くようになったことに気付く。
アレが恐らく本体だったのであろう。
「ぜぇ、ぜぇ…一体どういう事ですか、これは…!」
怒りと非難に満ちた浜風の声。
全くである。
「ちょっとね、貴女の脳ミソが欲しかったのよ…」
ニチャア…これほどまでに邪悪な笑みを浜風は見たことが無い。
美少女と言える叢雲の顔に、ここまで醜悪な笑みをさせるとは。
「許せません…許せません!外道!」
叫ぶ浜風。だが次の瞬間、その動きは止められた。
「ぎっ!?」
残ったスライムが耳から出てきたのだ。
涙目になりながら浜風は恐怖に震える。
その蝕指は、枝分かれしていき周囲の艦娘のスライムと接続された。
「…何を、するつもりですか…」
震える声、身体。
それでも彼女は問いかけた。
知らなければ幸せであっただろうに。
「貴女を、洗脳するのよ♪」
先ほどと同じ叢雲の歪んだ笑み。
それよりも恐ろしかったのは、それと同時に周囲の艦娘も目を開き、同じように笑みを浮かべたことだった。
「ひ、ひやああああ!?」
明滅。
12人分の思考が浜風の脳内を襲う。
抵抗など出来るはずもない。
白目を剥き激しく痙攣を起こしながら拒否反応を起こす。
心臓ははじけるように鼓動し、血管は浮き出る。
だがそれでも何も変わらない。
自らの価値観、その全てを塗りつぶされて行く。
彼女たち12人の思い出が、忠誠が、あふれ出てくる。
あぁなんて素晴らしい世界なんだろう。
苦痛を越えた先、彼女は白い闇の中へと堕ちていった…
「が…あぁ…」
数分後
浜風はまた目を覚ました。
その笑みは、この場に居る13人と、完全に同期していた。
「駆逐艦…浜風です…このふしだらな身体の全てを捧げて、貴方様を、支えましゅ…」
呆けた顔、だが明確な意思を持って、彼女は提督の軍門に降った。
「では…ご褒美をやろう。」
目配せをすると、周りの12人の艦娘が一斉にオナニーを始める。
思い思いに、自らの好きなように。
そしてその快楽は…全て浜風へと向かう。
「あぁっ!はぁ…あぁああああ!」
締まらない膣と尻穴を必死に締め付けながら、彼女は極上の快楽に酔いしれた。
彼の元に来てよかった、と心から感謝した。
狂った饗宴は、誰かの体力が尽きて倒れるまで続いていた、という…
その後、浜風を中継点とし艦娘で構成されたスーパーコンピューターは大いに戦果をあげた。
12人の同時運用も難なくこなしていたという。
彼女は提督のお気に入りとなったらしく、ベッドとして使われている。
その理由が「スライムの身体だと抱きしめる事が出来ない。」
と言う何とも人間臭いものだったとか。
だがそれはすぐに終わりを告げてしまった。
「んちゅ…どうですか提督…大和さんの舌使いそっくりでしょう?」
思わぬ副産物。
浜風は毎日のように中継点になっていたせいか、他の娘のテクニックを完全にコピーすることが出来るようになっていたのだ。
勿論、それだけでなく筆跡等々もコピーできるのだが。
また、他の艦娘からの遠隔操作も受け付けるようになった。
本来は自分から他の艦娘のみへの操作であったのだが…
そのお陰で、胸のない艦娘も彼女の豊満な身体を堪能したり、二人で提督に奉仕するなどと言う芸当も可能となったのだ。
ある意味叢雲とは違う、唯一無二の存在として艦隊を支えていくことになった浜風。
また艦隊運用をしないときでも、外付けHDDのように秘書官とスライムで直結させられ、通常業務もこなしている。
それに各艦娘が嫉妬し一悶着あったのは、別のお話。
彼は順調に勢力を広げ、数十人の艦娘を従える提督となっていた。
その全ての艦娘に自らの分身を植え付けながら。
大本営にもバレることはなく、戦果も十分以上に挙げている。
特に問題はなかった、そうなかったはずなのである。
(どうしたものかな…)
「悩み事とは珍しいじゃない。」
カラカラと笑うのは秘書官もとい提督代理もとい住居となっている駆逐艦、叢雲である。
スライムの身体では紙に触れることすらままならないため、乗っ取った状態で決済をしているのだ。
本来の彼女であれば、スライムなんてものに自らの身体を明け渡すような事はしないのだが、初めてであった時に無理やり憑依され、その上で脳の中を改造されて彼に絶対な信頼を置くようになっていた。
尚、その他の艦娘にも同様の処置を施しており、彼は秘書官と称して日替わりで身体を入れ替えていた。
流石の艦娘と言えど、彼を常に住まわせておくには負担が大きすぎたのだ。
だが、一番最初に乗っ取ったからか何なのかは分からないが叢雲は彼を中々手放そうとせず、二日に一回は必ず秘書官をしている有様であった…
さて、提督の悩みである。
叢雲はひらりと一枚の指示書を持ちあげ、椅子にもたれかかった。
(大規模作戦、連合艦隊か…)
「あー、戦果あげすぎちゃったわねぇ。」
戦果をあげすぎたせいで、特別海域への出撃を命じられたのだ。
断れば角が立つ、だから出撃せざるを得ないのだが。
まずは戦果を『上げ過ぎた』理由から説明せねばなるまい。
彼はなるべく外部に自分の存在を漏らさないために、艦娘を完全に支配下に置くことを画策した。
個々の自意識を潰し、全てが彼で埋め尽くされるように。
結論から言うと、それは失敗した。
流石に多数の艦娘を同時に操作するには容量が足りなかったのだ。
では、自らと同じ分身体を作成し乗っ取ればよいのでは。
それも却下した。
最悪、本体である自分自身が排除される可能性がある。
自分の醜悪さは自分でよく分かっているというわけだ。
結局であるが、最初に述べた通り寄生した上で洗脳し、分身体は緊急避難先として自意識を植え込まずに終わったのだ。
では何故この話が戦果上昇につながったのかと言うと、彼は分身体を介することで一個艦隊の意識と感覚を共有することに成功したのだ。
想像してみてほしい、まるで監視カメラを覗くようにいくつもの視界がある姿を。
合図も目配せすら何もなく、一斉に砲撃出来るほどの連携を。
更に、練度の高い艦娘の感覚をそっくりそのままコピーできるのだ。
訓練時間を大幅に減らすことに成功したどころか、圧倒的な速度で鎮守府周辺海域を制圧、外洋へと進出した。
彼の失敗はそこで調子に乗ってしまったことだ。
あまりにも深海棲艦を相手に無双するのが楽し過ぎて気づけば本部から表彰が送られてくる始末。
そんなこんなで、新進気鋭の提督として名を馳せてしまったのである。
そして問題となっているのが、今の提督の力では連合艦隊レベルの意識の共有は出来ないという事だ。
足を机に投げだすと、ふぅーっと息を吐いて空を見つめる。
(さーて、どうしたものかな…)
「…なら、私に妙案があるわ?」
叢雲の顔がニヤリ、と嗤った。
どうやら半年も一緒に過ごしたお陰で笑い方までトレースしたらしい。
(ほう…それは面白そうだ。)
「駆逐艦、浜風です。これより艦隊任務に入ります。」
二日後、彼らの元に新任の艦娘がやってきた。
真面目そうな子、私たちの目論見にぴったり。そして…
叢雲はその豊満な身体つきに満足そうな笑みを浮かべる。
「あの、叢雲さん。いかがしましたか。」
「いえ、何でもないわ。」
そう言いながらも、彼女はゆっくりと舐め回すように浜風の身体をみる。
――新しい住居にしてあげるのもいいんだけど、今回はちょっと違うのよね…
これから起こる事を想像すると、叢雲はブルルッと震え股を濡らした。
「あの…」
「気にしないで。取り敢えず司令官が来るまで時間があるから、しばらくお茶にしましょう?」
叢雲は先ほどの邪悪な笑みと打って変わって、柔和な笑みを浮かべた。
浜風はそれに安心をし、頷くのであった。
「んっ…」
おかしい、何かがおかしい。
私は、確か提督に挨拶しに行こうとして、叢雲さんとお話して…
身体が動かないし、少し肌寒い。
手足に何か金属のようなものが当たっている?目を開いても目隠しをされているのかさっぱり見えない。
皮の椅子のようなものに座らされて、ってこれは全裸ですか!?
足も下品に股間を開かされている!
抜け出そうともがくが、ガチャガチャという音がするだけでビクともしない。
声を出そうにも、口に猿轡か何かをされているのか声も出ない。
「目が覚めた?」
この声は、叢雲さん?
いったいどういう事なのだ!?
「詳しいことは置いておくわ。大丈夫、直ぐ気持ちよくなるから…ンゲッ!」
そう短く告げられると、叢雲さんはいきなり呻きだした。
ズリュズリュという不快な音が聞こえる。
一体何が起きているのだ。
すると、ネチョ…と言う音と共に生暖かい何かが私の頬を撫でた。
「ひっ…!?」
思わず声が出てしまう。
見えないからこそ、触覚と聴覚に全神経がいってしまい過敏になってしまっていた。
ゆっくり、ゆっくり舐めるように私の頬を伝い、そいつは私の耳へと入ってきた。
「が・・・っがぁ!」
プールで耳の中に水が入るなんて生易しいものではない。
嵐のような轟音が私の頭を襲う。
さらに私のもう片方の耳からも侵入してきたようだ。
だめだ、もう何も考えられない。
ガクガクガクガク!
突然浜風の身体が大きく痙攣し始めた。
もう何回も繰り返してきて見てきた光景。
叢雲は口からスライムを吐き出しながら、愛液を垂らした。
彼に完全に染まった彼女は、艦娘を堕とすことに快感を得るようになっていたのだ。
歩をすすめると、浜風の猿轡と目隠しをはずした。
その顔はいつもの通り、無様その物。
眼は白目をむいており、息は絶え絶えで鼻も口も大きく開かれている。
猿轡のせいで口周りはよだれでびっしょりだ。
蝕指をひっこませ、叢雲は浜風にディープキスを行う。
意識を失っているので抵抗は一切ない。
脈打つようにぬるり、ぬるりと入っていけば、浜風の喉や胸が大きく上下する。
叢雲もまた、ひく、ひくと提督が出て行く感覚に痙攣をおこしていた。
それに連動するように、浜風もひく、ひくと痙攣を始める。
更に彼女は、豊満な浜風の胸を揉みしだく。
しっとりふわふわ、だが張りがしっかりある。
勝手に興奮してきたのか彼女の乳首もたってきた。
「んぐっ…」
どうやら浜風は感じやすいタイプらしい、いじっているとひくっと身体が跳ねた。
それが波及したのか、叢雲も自分の胸を弄られたように跳ねる。
期限が良くなったのか、彼女はさらに浜風の秘部も弄りだした。
これだけ成長しているのに下は一本の毛も生えていない。
つぷり、と二本の指を入れると、誰も受け入れたことが無いのかとても狭い膣内であった。
浜風の顔は上気し、初めてとは思えないほどの愛液を垂らす。
叢雲の細い指をきゅっ、きゅっと締め付けてきた。
彼女もまた、何も入っていないのに入っている感覚がして股をもじもじとさせる。
不思議な光景、彼女たちの動作が完全に同期していた。
どんどん浜風の腹が膨らんでいく。
彼女は目を閉じて、快楽に集中させた。
二人の感覚は共有されているのだ。
浜風の気持ちいいところが全てわかる、初めてなのに初めてじゃない感覚。
禁断の快楽に叢雲は酔いしれた。
するとふと、ひくひくひく、と膣が規則的に締め付けられた。
違和感を感じた彼女が目を開くと、浜風と目が合う。
浜風はスライムを大きく口に含んだまま、ニタァ、と口角をあげた。
ズリュリュリュリュリュ!
叢雲の口からスライムが全て抜け出し、浜風の中に入った。
その瞬間、二人は大きく跳ね、絶頂した。
「取り敢えず下準備は完了したわ。」
肩で息をしながら叢雲が告げる。
指令室には雌の香りが充満していた…
「現在時刻、ヒトヒトマルマル。これより、大規模作戦を開始します。」
許容量にも限界があった。
いくら人間ではないとはいえ、スーパーコンピューターにはなれないのだ。
ではどうするか。
矛盾すると取られるかもしれないが、『スーパーコンピューター』になればよいのだ。
指揮を執るのは初期艦でありこの鎮守府最高練度を誇る叢雲改二。
そしてそれを囲むように、出撃している艦隊と同じ数の12人の艦娘が、全裸で一人用のソファに座って目を閉じていた。
これだけでも異様だが、何よりなのは並べられた彼女たちの耳からスライムが出ており、隣り合う娘の耳と接続されている事だ。
さてさて、話を戻そう。
スーパーコンピューターになる、と言っても具体的にスライム本体が凄くなるわけではない。
そもそも、スーパーコンピューター自体はスーパーではない。
どういう事かと言うと、それは高性能なコンピューターが集合することによって、超高性能と化しているからだ。
寄生している分身は残念ながら本体ほどの知能は持っていない。
ここまで言えばわかるであろう。
彼は、『乗っ取った艦娘の脳を直結し、コンピューターとして使おう』としているのだ。
だがそれでも彼に直結させるとパンクしてしまうであろう。
情報をやり取りする中継点も必要だ。
そこで出てくるのが浜風である。
(あれ…私…)
「気づいたかね。」
浜風の口が一人でに動く。
そう、彼は今彼女の中に居るのだ。
(な、何て格好を!?)
今、彼女はまんぐり返しの格好で椅子に寝かされている。
身体も何故か動かない。
「どうやら起きたようね」
叢雲が笑顔で浜風にディープキスをする。
その表情はとても恍惚としていた。
しばらく舌を絡めていると、満足したのか口を離す。
二人の間につつーと銀色の橋がかかった。
「説明の前に、始めちゃいましょうか」
(な、なにを!?っぐ!)
突然、腹の中がぐるぐると回転しているような錯覚を覚える。
実際に詰め込まれたスライムが動きだしているのだ。
「ふっ…ふぅぅ…」
浜風の身体に力が入る。
お尻の穴がフルフルと震えだした。
(まさか、そこから…やめて!)
ぷりゅっ
可愛らしい音と共に、スライムが顔を出した。
ミチミチミチ…と穴がどんどん広げられていき、最終的には細いアルミ缶ほどの太さになる。
更に、浜風の前の穴も同様に中からスライムが出てきて、穴を拡張した。
二本のスライムは一本にまとまり、叢雲の下の口へと入っていった。
「んっ…♪」
体勢が体勢で半透明のスライムが出ているので、外から浜風の子宮とお尻の穴は丸見えとなっている。
(んぐっ…気持ち悪い…)
だがスライムは脈動を止めない。
お尻がまたミチ、ミチと開くと、ガシャポンのカプセルほどの大きさの青い球が出てきた。
「あはぁぁぁっ!」
便秘を解消したかのような快感が浜風を襲う。
その球は、スライムを伝って叢雲の中へと入っていった。
ひくひくと痙攣する叢雲を見てると、口が自由に動くようになったことに気付く。
アレが恐らく本体だったのであろう。
「ぜぇ、ぜぇ…一体どういう事ですか、これは…!」
怒りと非難に満ちた浜風の声。
全くである。
「ちょっとね、貴女の脳ミソが欲しかったのよ…」
ニチャア…これほどまでに邪悪な笑みを浜風は見たことが無い。
美少女と言える叢雲の顔に、ここまで醜悪な笑みをさせるとは。
「許せません…許せません!外道!」
叫ぶ浜風。だが次の瞬間、その動きは止められた。
「ぎっ!?」
残ったスライムが耳から出てきたのだ。
涙目になりながら浜風は恐怖に震える。
その蝕指は、枝分かれしていき周囲の艦娘のスライムと接続された。
「…何を、するつもりですか…」
震える声、身体。
それでも彼女は問いかけた。
知らなければ幸せであっただろうに。
「貴女を、洗脳するのよ♪」
先ほどと同じ叢雲の歪んだ笑み。
それよりも恐ろしかったのは、それと同時に周囲の艦娘も目を開き、同じように笑みを浮かべたことだった。
「ひ、ひやああああ!?」
明滅。
12人分の思考が浜風の脳内を襲う。
抵抗など出来るはずもない。
白目を剥き激しく痙攣を起こしながら拒否反応を起こす。
心臓ははじけるように鼓動し、血管は浮き出る。
だがそれでも何も変わらない。
自らの価値観、その全てを塗りつぶされて行く。
彼女たち12人の思い出が、忠誠が、あふれ出てくる。
あぁなんて素晴らしい世界なんだろう。
苦痛を越えた先、彼女は白い闇の中へと堕ちていった…
「が…あぁ…」
数分後
浜風はまた目を覚ました。
その笑みは、この場に居る13人と、完全に同期していた。
「駆逐艦…浜風です…このふしだらな身体の全てを捧げて、貴方様を、支えましゅ…」
呆けた顔、だが明確な意思を持って、彼女は提督の軍門に降った。
「では…ご褒美をやろう。」
目配せをすると、周りの12人の艦娘が一斉にオナニーを始める。
思い思いに、自らの好きなように。
そしてその快楽は…全て浜風へと向かう。
「あぁっ!はぁ…あぁああああ!」
締まらない膣と尻穴を必死に締め付けながら、彼女は極上の快楽に酔いしれた。
彼の元に来てよかった、と心から感謝した。
狂った饗宴は、誰かの体力が尽きて倒れるまで続いていた、という…
その後、浜風を中継点とし艦娘で構成されたスーパーコンピューターは大いに戦果をあげた。
12人の同時運用も難なくこなしていたという。
彼女は提督のお気に入りとなったらしく、ベッドとして使われている。
その理由が「スライムの身体だと抱きしめる事が出来ない。」
と言う何とも人間臭いものだったとか。
だがそれはすぐに終わりを告げてしまった。
「んちゅ…どうですか提督…大和さんの舌使いそっくりでしょう?」
思わぬ副産物。
浜風は毎日のように中継点になっていたせいか、他の娘のテクニックを完全にコピーすることが出来るようになっていたのだ。
勿論、それだけでなく筆跡等々もコピーできるのだが。
また、他の艦娘からの遠隔操作も受け付けるようになった。
本来は自分から他の艦娘のみへの操作であったのだが…
そのお陰で、胸のない艦娘も彼女の豊満な身体を堪能したり、二人で提督に奉仕するなどと言う芸当も可能となったのだ。
ある意味叢雲とは違う、唯一無二の存在として艦隊を支えていくことになった浜風。
また艦隊運用をしないときでも、外付けHDDのように秘書官とスライムで直結させられ、通常業務もこなしている。
それに各艦娘が嫉妬し一悶着あったのは、別のお話。